2012年11月19日月曜日

BMW C600S試乗

今年発売されるバイクでは、コレが一番興味ありました。

BMW初のスクーターです。(日本には入ってなかったですが、ちょっとそれっぽいのはありましたけど)

簡単に概略を。

エンジンは650ccのツインで、スクーターらしくATです。650ccでもこのモデルに関しては名前はC600なんです。
大型なので、マキシスクーターと言うジャンルになりますね。

メットインもあるし、小物入れもあるので、先行メーカーのライバル車と作りはそんなに違わない。ちょっと贅沢な街乗りスクーターです。


では、早速お借りして乗ってきたのですが、スクーターって殆ど乗ったことが無いので、何が比較対象になるのか?

まず、加速は良いです。急激にドカンと来ることもなく、マナー良く力強くスムーズに走り出します。

エンジンの音はちょっと元気??アクラポビッチのサイレンサーに替わってたからか、結構ビート感があってスポーツ車みたいです。単気筒の「パタパタ」した音ではなく、ちゃんとツインらしい音ですね。
コレが良いのか悪いのかは好みの問題でしょう。個人的にはそんなに悪くないです。

問題のコーナリングは。。。
意外といけるかも?重たいし、こういうスタイルだからかなり緊張して臨んだものの、案外普通で拍子抜け。どころか乗り方が分かってきたら、思った以上に良いペースで走っててびっくり。

こんなカタチなのにスパスパ寝るんですねぇ。動きは機敏な方かも知れないです。ギアを変えることもなく、アクセルと前後ブレーキぐらいしかやることは無いのですが、それでも十分スポーツ出来そうな感じ。いやいやびっくり。


あと、装備はBMWらしくグリップヒーターは当然付いてます。必需品ですね。
シートヒーターも付いてて更に快適。しかもこのモデルは温度調整が共に「オート」が選べるので、なお快適で楽ちん。自分のはマニュアルで2段階調整なので、たまに熱くなりすぎたりしてるんですが、自動で切り替わるのは良いですね。


前から日本の道路事情なら、スクーターが合ってるかも?と薄々感じてて、BMWが出すのならって期待してたんですけど、思ったより良くてちょっとやばいです。
十分パワーあるんで、高速道路も余裕で走れそうですし、何より収納能力が魅力的。それで走りもコレはコレで悪くは無いし。

少し気になる部分も無いことは無いのですが、(スクリーンが起きて無かったのが悪かったのか、風防能力がちょっとイマイチだったり、ABSの介入が過剰だったり)少しずつ改善されて来ると思うので、期待と。

ホントコレでいいんだよなぁ。戦略なのか、何時ものBMWみたいにあんまりボッてない価格も魅力的。

おっちぃ

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